3DMakerpro Seal Lite ハンドヘルド 3D スキャナー、3D プリント用、0.02mm の高精細精度、10FPS の超高速スキャン、手ぶれ補正レンズ付き、Win10/MacOS 用ポータブル 3D スキャナー (アップグレード版)詳細
3DMakerpro
精密なディテールをキャプチャー – 3DMakerpro Seal Lite 3Dスキャナーは、洗練された構造光を投影し、その短い波長(400から500ナノメートル)により0.02mmの精度を実現し、最小のポイント間隔が0.07mmで印象的なディテールを体験できます。Precision Blueイメージングシステムは、容易に非常に詳細な3Dモデルを提供します。 滑らかなスキャニングエクスペリエンス – ハンドヘルド3DスキャナーSeal Liteの高度な光学システムとJMStudioアルゴリズムは、よりスムーズなスキャニング体験を提供します。Seal Lite 3Dスキャナーには、アンチシェイクレンズが内蔵されており、光学的な安定化機能により不要なジッターを除去して滑らかで連続的なスキャニングを実現しています。 軽量で静音 – 3Dプリント用のSeal Lite 3Dスキャナーは非常に軽量で、いつでもどこでも持ち運びが可能です。Seal Liteはわずか190g(Sealは200g)で、優れた放熱性とファンノイズがありません。Seal Liteモバイル3Dスキャナーはプラスチック製(Sealはアルミ合金製)です。 Brilliant in Darkness – Seal Lite 3Dモデルスキャナーは、異なる色、材料、照明条件での多様なスキャンに対応するための9段階の明るさ調整をサポートしています。1秒あたり10万ポイントを収集し、身体の一部、モデル、アート、ファッションなどをスキャンします。 Accessories & Compatibility – 3Dスキャナーキットにはオプションのスマートグリップ(別売り)が含まれており、これによりSeal Liteをスマートフォン(Android/iOS)に接続して、移動中にスキャンできます。公式ソフトウェアJMStudioは、OBJ/STL/PLY/ASC形式でのファイルのエクスポートをサポートしています。対応システム:Windows 10/11 64ビット、MacOS 12/13。
3DMakerpro Seal Lite ハンドヘルド 3D スキャナー、3D プリント用、0.02mm の高精細精度、10FPS の超高速スキャン、手ぶれ補正レンズ付き、Win10/MacOS 用ポータブル 3D スキャナー (アップグレード版)口コミ
普段フリーのフォトグラメトリーアプリばかり使ってますが、精度に難があるためこれを試してみました。
似た感じの照射光源式スキャナも仕事で少し使ったことがありますが、それと比較しても小さくて精度は負けてない印象を受けています。
■動作確認環境は以下です。
動いたもの
OK:Windows10、Core i5 8世代 メモリ16GB、GTX1070
OK:Windows11、Core i3 8世代 メモリ16GB、RX6600XT
OK:macOS 12.7.5 MacPro 2013 Xeon 6コア12スレッド
※動作推奨環境ではないのですがRADEONでも動いていました。(後述)
動かなかったもの(動作中強制終了)
NG:Windows11ビジネス用ノート、Core i3 6世代 メモリ8GB、内蔵GPU
※TPU2.0ありノート。Win11新規インストール時のスペックは満たしてます
■ネット接続とデータ処理について(ローカル完結タイプです)
3Dデータ処理はローカルで完結、クラウド処理はないとのこと。
ただスキャン後のデータを3D素材サイトに登録保存できそうなダイアログ画面が出るので、そこの選択肢だけは注意しましょう。気になる方は利用中ネットを切ってもいいかも。
初回利用時デバイスの校正ファイルを読み込む時はネット接続を要求されますが、一度読み込んだらオフラインでも使用できるようです。
あとアカウント作成での利用もできますが、ゲスト利用も可能です(今回は諸事情から終始ゲスト利用)。
■実際のスキャンについて。
某アニメのプライズフィギュア(あえて髪が複雑かつ黒多めの衣装)を手持ちモードで、ターンテーブルモードでは某社マウスを取り込みました
(スキャン後画像と元の写真載せてます)
まずは手持ちスキャンモード。
恐るべきレベルで正確だと思います。髪の背後はノイズっぽくなるところもありまますが、かなり頑張ってます。もしカラー対応だったら処分フィギュアのデジタル保存もできそう…
スキャンカウントは2500くらい。
このメーカーに限らず、反射光スキャン方式は黒い面を取るのは宿命的に難しいのですが、暗めに設定したら細かい凹凸は厳しめながらも黒い衣装やブーツも取得できています。でも確実かつ楽にするなら、3Dスキャン用のスプレーを用いた方がいいかも。
至適距離が22〜23センチ程度ですが間隔が結構シビア。ただし背景のもの、壁面、そして手を取り込む可能性は低いです。ただ調整できたらしたい…できるのかな?
次にターンテーブルモード。
スキャナを付属三脚で固定するためか、MAX精度が出せるモード。テーブルがほぼ1周すれば自動でスキャン終了します。
某社マウスのスキャン画像を乗せておきますが、ホイールのギザギザも再現されています(!)
ちなみに表と裏で2回スキャンして、自動アライメント機能で合成して出力しています。このまでの操作、一見面倒そうですが次にすべき操作の道筋が分かりやすく、大きく表示されるボタンを押して進めていくだけで作成できました。
なお手持ちスキャン時、動かす速度が早すぎると連続性をロストしスキャンが一時停止します。画面もピタッと止まるので一見ハングに見えますが、向けたことのある方向に戻せば再開されます。これ、あさっての方向に向けても無駄データが蓄積されないのはとてもいいことです。スキャナを一旦どこかに置いて、再スキャンというのもやりやすい。
■動作環境について
レンダリング処理はGPUよりもCPUメインです。CUDAの有無に縛られません。
生成中はCPUの全コアがフルに使われCPUファンはブン回りますが、GPUはのんびりしてます。シングルコア性能に加えマルチコアなCPUほど勝つる感じです。
一方でGPUは要所要所だけ動いて、MAXでも使用率10%は超えない感じ。
GPU推奨環境に「NVIDIA」とありましたが、上の通りAMDのRADEONでも使えています。ぶっちゃけどっちでもいいのかも?
(ただ推奨を守るに越したことはないか…)
あと、一般的なWebや動画閲覧/Office利用のノートPCスペックでは無理でしょう。
特にメモリは16GBは必須そう、CPUのi5クラスはないとスキャン時のフレーム数が1fps以下に落ちることもあり、かなり厳しいと思います。
この製品、条件が揃えばオフラインで使えてるので、この先Windows10がサポート切れしてもネットに繋がなければ、古いゲーミングPCをスキャン専用端末としても使えそうです。
サポート対応も丁寧で速かったです。大量に質問しても受領連絡の上まとめて回答くれるなどマメ。内容もわかりやすいものでした。ただヘルプをよく読めばできることも多く無駄に手数をかけてしまいまいsた。
サポート対応含めとても気に入りましたが、あえて改善点があるとすれば以下になります。
・アプリ初回起動すぐに言語を選びたい
→初期は英語
→現状は機器認識後、スキャンに入る操作をしないと設定メニューが出ず選べない
→ヘルプもわかりやすいが、設定が変えられないと日本語で見られない
・付属ケーブルが太い(特にスキャナ接続側)
→取り回しが少ししんどいです。DVIケーブル並みの太さ。
→うまく取り回さないと、対象物の周りを1周回るのは少し厳しいか
・スキャン開始ボタン操作がセルフタイマーにできれば…
→左手で対象物、右手でスキャナ持ちの場合、スキャン開始操作がしづらい
→可能なら本体にスキャン開始・停止ボタンくらいはあってもいい気がする
・推奨環境をもう少し正確に書いてほしい
→RADEONでも動いたが、実は外付GPU(dGPU)ならNVIDIA/AMDどちらでもいいのでは?
→もしそうなら、問わないとした方が売れる気がする
→内蔵GPUのintel macで動くのかすごく気になる(macの動作要件はMonterey以降としか言及がない)
最後に、本品はカラー対応モデルもあります。
カラー対応品はテクスチャも取り込めますが、価格が倍くらいするようです。ところがこのLite版に少し足すだけで買えてしまう他社品があるようで、ちょっと悩ましいですね。本品の精度はびっくりするレベルかつ、付属ソフトの使い勝手もかなりいいのでこちらが上だと思いたいですが、それほどの価格差があるものかは気になります。
精度がいい意味でやばいので、多くのケースで取り込んだものをほぼそのまま3Dプリンターで出力しても、満足いく内容になると思います。精度を活かしたいなら多分FDMよりは光造形式のプリンターのが出しがいがありそう。それくらい精密なスキャンです。
とても充実した時間を過ごせました。
今後仕事で使うものも取り込んでいく予定ですが、今から楽しみです。
安価な3DスキャナーがWindowsとAndroidにしか対応していない事もある中で、
本製品がMacやiPhoneにも対応している点は大きな評価ポイントです。
今回、場所を取るけれど捨てるのが惜しい、子供の頃に作ったプラモデルや粘土細工を
デジタル保存する目的で、試用してみました。
購入を検討されている方に向けて記載すると、標準版とアップグレード版の違いは
ターンテーブルの有無です。正確なスキャンを行うためには、ターンテーブル付きの
アップグレード版がより適していると感じました。
また、3DMakerpro Sealと3DMakerpro Seal Liteの違いはスキャン精度だけでなく、
カラースキャン対応の有無にもあります。Seal Liteはカラー非対応で、
グレースケールでのスキャンとなるため、この点には注意が必要です。
箱を開けると、まず小さなマニュアルが目に入り、機材一式が丁寧に梱包されていました。
スキャナー自体は質感が良く手に持つと重量感があり、高級感を感じます。
正確なスキャンを行うためには、オブジェクトが適切に配置され、
スキャン条件が整っていることが重要です。
公式サイトのサンプルは理想的な条件下での結果だと思われます。
それでも、手動スキャンモードは非常に使いやすく、他の3Dスキャナーと比較しても
柔軟性があると感じました。ハンドヘルドスキャナーを使用することで、
固定スキャナーと比べて利便性が大幅に向上します。
付属の三脚とターンテーブルを併用すれば、より安定したスキャンが可能となります。
初心者の私でも特に大きな問題は感じませんでした。
スキャン精度や使い勝手から、あまり大きなオブジェクトや細かいディテールを持つ
小さい食玩フィギュアなどには向かないように感じましたが、
おおよそ50cm以下のオブジェクトのスキャンであれば、最適な低価格スキャナーだと思われます。
今回機会があり初めて3Dスキャナーに触れましたが面白い機械だなと思いました趣味でルアーや道具の物作りをしていて図面から試作品をいくつか作りテストしながら試作品を加工して仕上げていき完成させていますが曲面が多い物は図面で残す事が難しく試作品1つしか残せていません、こちらを使ってスキャンしデータとして残し型取り等で必要になった時に3Dプリンターなどでデータから形に出来る点など趣味で物作りをしている自分には凄く便利で面白いです。たまに何気なくフリーハンドで作った物が以外に良くて図面も工程も無い物は保管にもドキドキしてますがデータで保管出来て安心出来ます。微妙な点としてはPCの要求スペックがそこそこ高いなと、CADやイラストとゲームをされている場合は問題無いと思いますが物作りが趣味でもアナログで図面を引いたり製図されている場合は「i5 8th, 16GB」や「i7 8th, 16GB」ちょっと高くPCの見直しも必要かもしれません。ネットサーフィンや動画視聴メインで選んで購入の場合i3~i5 4~8GBぐらいが多いと思うので興味がありこちらを選ばれる場合はPCを要確認です。
全くの初心者にはややとっつきにくいですが
ある程度の経験があれば見様見真似で作業を進めていけます
遊びや軽い作業(粗い作業)なら必要にして十分な性能で大掛かりにならないので助かります
凹凸の多いフィギュアなども精密にデータ化できて、個人でも手の届く価格帯でここまでできるのはすごいと思いました。複雑な形のものは手持ちだとあまり上手くいきませんでしたが、ターンテーブルだと驚くほど精密にスキャンできました。アプリはMac版(M2、OSは最新)を使用。多少3Dの知識がある程度のビギナーな私にもわかりやすく、動作も安定していてクラッシュすることはありませんでした。
この価格帯のスキャナーは初めてですが、とても楽しく使えています。趣味で使う人にとってはすごくコスパがいいです。デザインもコンパクトで、使いやすいです。