DAOKAI製 Ender 3用 4010 静音ファンセット レビュー
3Dプリンター、特に Ender 3 シリーズをお使いの皆様、印刷時のファンの騒音に悩まされていませんか?私はまさにその一人で、夜間に印刷を行うと、ファンの駆動音が気になってしまうことが多々ありました。そんな折、DAOKAI 製の「エンダー3 4010ファン用DAOKAI 静音40x40x10MMフロントとサイドDC 24Vエクストルーダーホットエンドファン9リーブ+ DC 24Vターボファン、エンダー3 3Dプリンタ用(3セット)」という製品を見つけ、期待を込めて購入してみました。今回は、この静音ファンセットの使用感を詳しくレビューしていきたいと思います。
開封と第一印象
届いたパッケージは、コンパクトながらも丁寧に梱包されていました。セット内容は、40x40x10mmのDC 24Vファンが複数個(おそらく3セット分)と、取り付けに必要なスペーサーやネジ類が含まれていました。ファンの見た目は、非常にシンプルで、特に特殊なデザインではありません。しかし、手に取ってみると、その軽さと構造から、静音性を意識した設計であることが伺えました。9枚羽根のファンは、空気抵抗を減らし、静かに、かつ効率的に風を送ることを狙っているのでしょう。
取り付け作業
Ender 3の標準ファンから交換する作業は、比較的簡単でした。まず、ヒートシンク周りのカバーを取り外し、古いファンを固定しているネジを外します。配線は、元のファンと同じコネクタに差し込むだけです。極性があるので、間違えないように注意が必要です。私は、エクストルーダーのホットエンドファンと、冷却ファンの両方を交換しました。ホットエンドファンは、ノズル周りの冷却を担うため、印刷品質に直結する重要なパーツです。一方、冷却ファンは、プリントされた積層部分の冷却を助け、オーバーハングやブリッジの精度を向上させます。
ホットエンドファン交換
ホットエンドファンは、特に発熱しやすい部分なので、冷却性能は維持しつつ静音化できれば理想的です。DAOKAIのファンは、オリジナルのファンとほぼ同等のサイズ感で、取り付けに問題はありませんでした。配線を接続し、カバーを元に戻して動作確認。電源を入れた瞬間に、その静かさに驚きました。オリジナルのファンが起動した際の「ブーン」という比較的大きな音が、ほぼ無音に近い「シュン…」という微かな音に変わったのです。
冷却ファン交換
冷却ファンも同様に交換しました。こちらは、常に回転していることが多いため、静音化の効果が最も実感しやすい部分かもしれません。交換後、実際に印刷を開始してみると、プリンター全体から聞こえる騒音のうち、ファンの音が占める割合が劇的に減少したことを実感しました。以前は、印刷中は常にファンの音が部屋に響いていたのですが、交換後は、モーターの駆動音やステッピングモーターの「カリカリ」という音の方が目立つようになったほどです。
実際の使用感と印刷品質への影響
肝心なのは、静音化によって印刷品質に悪影響がないかという点です。結論から言うと、現時点では全く問題ありません。
冷却性能について
ホットエンドファンは、フィラメントの溶融を安定させるために、適度な冷却が必要です。DAOKAIのファンは、静音性を高めつつも、十分な風量と冷却性能を維持しているようです。印刷中にホットエンドの温度が不安定になったり、オーバーヒートしたりするような現象は見られませんでした。PLAやABSなど、様々な素材でテスト印刷を行いましたが、問題なく安定した温度で印刷できています。
冷却ファンについても、積層部分の冷却が不十分になるということはありませんでした。特に、細かいディテールやオーバーハング部分の造形において、以前と変わらず良好な結果が得られています。むしろ、静音化によって、印刷中の微細な変化に気づきやすくなったような気さえします。
静音性について
これは、この製品の最大のメリットと言えるでしょう。オリジナルファンと比較して、体感で70%~80%程度は騒音が軽減されたように感じます。深夜の印刷でも、家族に迷惑をかける心配がなくなりました。リビングなどでプリンターを稼働させる際にも、以前のような「うるさい」という印象は払拭されました。
まとめ
DAOKAI 製の Ender 3用 4010 静音ファンセットは、Ender 3ユーザーにとって、非常に満足度の高いアップグレードパーツだと断言できます。静音化という目的を達成しつつ、印刷品質を損なうことなく、むしろ快適な3Dプリンターライフを実現してくれます。取り付けも比較的容易であり、コストパフォーマンスも優れていると感じました。
もし、Ender 3のファンの騒音に悩んでいる方がいらっしゃれば、この静音ファンセットを強くお勧めします。静かな環境で、より集中して3Dプリンターと向き合えるようになるはずです。
唯一、一点だけ留意するとすれば、ファンの耐久性については、現時点では未知数です。しかし、この価格帯でこれだけの静音化が実現できるのであれば、多少の耐久性の低下は許容できる範囲だと考えています。長期的な使用感については、また機会があれば追記したいと思います。
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