Kexcelled PLA K5 フィラメント 1.75 mm 1 kg マゼンタ レビュー:鮮やかな色彩と安定した印刷品質を両立
3Dプリンターのフィラメント選びは、印刷物の品質を左右する重要な要素です。今回、KexcelledのPLA K5 フィラメント、特に鮮やかなマゼンタカラーを試しました。高強度・高靭性、高性能&耐久性、詰まり防止、真空乾燥パックといった特徴を謳うこのフィラメントが、実際の印刷でどのようなパフォーマンスを見せるのか、詳細にレビューしていきます。
開封と第一印象:期待を抱かせる品質管理
まず、真空乾燥パックに収められたフィラメントは、湿気からしっかりと守られている印象を受けました。開封時にも、不快な臭いはほとんど感じられず、PLA特有のわずかな甘い香りがする程度です。これは、保管状態の良さと、素材自体の品質の高さを期待させます。
Kexcelledのロゴが印字されたリールは、1 kgという標準的な容量で、扱いやすいサイズ感です。フィラメントの1.75 mmという太さも、一般的な3Dプリンターに適合します。
マゼンタの色合いは、写真で見た以上に鮮やかで、光沢感も感じられます。印刷後の仕上がりが楽しみになるような、魅力的なカラーです。
印刷テスト:安定した押出と優れた造形性
早速、いくつかのテストプリントを行いました。設定は、PLAの一般的な推奨温度であるノズル200℃、ベッド60℃から開始し、必要に応じて微調整しました。
押出の安定性:詰まり防止への期待
「詰まり防止」という謳い文句通り、印刷中のフィラメントの押出は非常に安定していました。一時的な詰まりや、糸引き(stringing)も最小限に抑えられ、ストレスなく印刷を進めることができました。これは、フィラメントの直径の均一性が高く、品質管理が行き届いている証拠だと感じます。
表面の仕上がり:滑らかさと彩度の高さ
印刷されたオブジェクトの表面は、滑らかで、積層痕も目立ちにくかったです。特にマゼンタの色は、深みがありながらも鮮やかで、彩度も高く、発色が良いという印象を受けました。複雑な形状のモデルでも、ディテールが潰れることなく、綺麗に再現されています。
強度と靭性:期待通りの性能
「高強度・高靭性」という点も、実際に触れてみると実感できます。テストプリントした部品を曲げても、割れにくいと感じました。PLAは一般的に硬い素材ですが、このK5フィラメントは、脆さが軽減されているように思えます。これにより、実用的な部品や、ある程度の衝撃に耐えうる造形物の製作にも適していると言えるでしょう。
耐熱性・耐久性:今後の検証に期待
PLAの弱点である耐熱性については、K5フィラメントがどの程度改善されているか、現時点での短期的なテストでは明確な評価は難しいですが、「高性能&耐久性」という言葉に期待が持てます。今後の屋外使用や高温環境での使用テストで、その真価が発揮されることを期待したいです。
印刷設定の推奨
今回のテストで、以下の設定が比較的良好な結果をもたらしました。ただし、ご使用の3Dプリンターの機種や環境によって、微調整が必要になる場合があります。
* ノズル温度:200~215℃
* ベッド温度:50~60℃
* 印刷速度:40~60 mm/s
* リトラクション:5~7 mm(プッシュプル式ボーデンエクストルーダーの場合)
冷却ファンは、ブリッジやオーバーハングの精度を上げるために、50~100%程度で使用しました。
まとめ
Kexcelled PLA K5 フィラメント 1.75 mm 1 kg マゼンタは、鮮やかな色彩、安定した印刷品質、そして高強度・高靭性という特徴を兼ね備えた、非常に満足度の高いフィラメントでした。詰まり防止の性能も高く、初心者から経験者まで、幅広いユーザーにおすすめできます。マゼンタカラーは、オリジナルな造形物や装飾品、プロトタイプなど、様々な用途でその存在感を発揮してくれるでしょう。真空乾燥パックによる品質管理も徹底されており、信頼性の高いブランドだと感じました。今後も他のカラーも試してみたくなる、ポテンシャルを秘めたフィラメントです。
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