Aopin M6 1.75mm押出機ノズル3Dプリンター1mm / 0.039″真ちゅう製3Dプリンター押出機ノズル10 Pcs レビュー
3Dプリンターの消耗品として、押出機ノズルは非常に重要なパーツです。印刷品質に直接影響を与えるだけでなく、詰まりなどのトラブルの原因にもなりうるため、品質にはこだわりたいところです。今回、私が購入したのはAopin製のM6 1.75mm押出機ノズル、1mm径の真ちゅう製ノズルが10個セットになった製品です。この製品について、私の使用感に基づいた感想を詳しくレビューさせていただきます。
製品概要と第一印象
届いたパッケージは、整然と10個のノズルが並べられており、取り出しやすいように工夫されていました。1mmという直径は、一般的な0.4mmなどに比べるとかなり太めですが、その分、積層痕が目立ちにくく、短時間で大きな造形物を作成したい場合に適しています。素材は真ちゅう製で、熱伝導率が高く、フィラメントを均一に溶かすのに適しています。M6規格なので、多くのFDM方式3Dプリンターに互換性がある点も魅力です。
取り付けと初期設定
取り付けは、既存のノズルを取り外し、新しいノズルをねじ込むだけなので、非常に簡単です。ただし、ノズル交換時には、必ずホットエンドが冷めていることを確認し、安全に作業を行う必要があります。また、ノズル径が変更になった場合は、スライサーソフトの設定でノズル径を1mmに変更し、それに合わせてリトラクション設定や印刷速度などを調整する必要があります。この調整を怠ると、予期せぬ印刷不良につながる可能性があります。
印刷品質とパフォーマンス
実際にこの1mmノズルを使用して印刷した結果、まず驚かされたのは、その印刷速度です。積層ピッチをあまり犠牲にすることなく、従来の0.4mmノズルに比べて体感で1.5倍~2倍近い印刷速度を実現できました。これは、一度に吐出されるフィラメント量が増えるためです。
印刷品質については、積層痕が目立ちにくくなるという期待通りの結果が得られました。特に、大型のフィギュアや実用品など、表面の滑らかさがそこまで重要でないもの、あるいは後処理で表面を滑らかにする予定があるものにとっては、非常に有効な選択肢となります。しかし、細かいディテールやシャープなエッジが求められる造形物には、やはり0.4mmなどの細いノズルの方が適しています。
フィラメントの吐出は非常にスムーズで、詰まりなどのトラブルも今のところ発生していません。真ちゅう製ノズルの均一な加熱性能が活きていると感じます。PLA、ABS、PETGなど、様々な種類のフィラメントを試しましたが、特に問題なく使用できました。
利点と欠点
利点:
- 圧倒的な印刷速度:短時間で大きな造形物を仕上げたい場合に最適です。
- 積層痕の軽減:表面の積層痕が目立ちにくくなります。
- コストパフォーマンス:10個セットという大容量で、経済的です。
- 幅広い互換性:M6規格のため、多くのプリンターに対応します。
欠点:
- ディテールの再現性:非常に細かいディテールやシャープなエッジの再現には向きません。
- 設定の調整:ノズル径変更に伴うスライサー設定の再調整が必要です。
- フィラメント消費量:印刷速度が上がるため、フィラメントの消費量も増加します。
どのようなユーザーにおすすめか
このAopin M6 1.75mm 1mmノズルは、以下のようなユーザーに特におすすめできます。
- 大型の造形物を頻繁に作成する方:印刷時間を大幅に短縮できます。
- 積層痕が目立ちにくい素材や用途の造形が多い方:表面の仕上がりを気にせず、効率を重視できます。
- 3Dプリンターのカスタマイズや実験を楽しみたい方:様々なノズル径を試すことで、印刷の可能性を広げられます。
- 予備のノズルを複数ストックしておきたい方:10個セットなので、安心して使えます。
まとめ
Aopin M6 1.75mm押出機ノズル、1mm径の真ちゅう製ノズル10個セットは、印刷速度を重視するユーザーにとって非常に魅力的な製品です。積層痕が目立ちにくくなるというメリットもあり、用途によっては従来の細いノズルよりも優れたパフォーマンスを発揮します。ただし、細かいディテールを求める造形には向かないため、どのようなものを印刷したいのか、自身の目的に合わせて選択することが重要です。10個セットという価格も手頃であり、3Dプリンターの性能を拡張するための一つの選択肢として、自信を持っておすすめできます。
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