NOVA3D 2023年最新版 エンジニアレジン レビュー
NOVA3Dの2023年最新版エンジニアレジン、特に耐衝撃性、高精度、高硬度、高靭性を謳うホワイトカラーの1000gバージョンを、光造形3Dプリンター(405nm LCD SLA対応)で使用した感想をレビューします。
開封と第一印象
1000gという大容量ボトルは、日常的に3Dプリンターを使用するユーザーにとって非常に経済的です。ボトル自体はしっかりとした作りで、内容物の漏れなどもありませんでした。付属の説明書も簡潔かつ分かりやすく、初めて使用する際でも迷うことはなさそうです。レジンの色味は、期待通りの純粋なホワイトで、二次硬化不要という点も、作業時間の短縮に繋がり、大変魅力的だと感じました。
造形テストと性能評価
早速、いくつかのテストピースを造形しました。まず、二次硬化不要という点についてですが、これは本当に驚きでした。通常、光造形レジンは二次硬化によって強度や物性が安定しますが、このNOVA3Dのレジンは、印刷後すぐに十分な強度と質感が得られました。これにより、後処理の時間が大幅に短縮され、造形から完成までのサイクルが非常にスムーズになりました。
耐衝撃性について
「耐衝撃性」という点に惹かれて購入したのですが、これは期待以上でした。造形したモデルを落下させてみるなど、意図的に衝撃を与えてみましたが、従来の一般的なレジンでは容易に破損していた箇所でも、このレジンは粘り強く耐えてくれました。これは、実用的なパーツや、ある程度の負荷がかかる可能性のある造形物を作成する際に、非常に大きなアドバンテージとなるでしょう。特に、フィギュアの腕や細い突起部分など、破損しやすい箇所でも安心感があります。
高精度と高硬度
「高精度」という点も、その通りだと感じました。細部のディテールが潰れることなく、シャープに再現されており、複雑な形状や微細な模様も綺麗に仕上がります。これは、デザイン性の高いモデルや、精巧な部品の製造において、非常に重要な要素です。また、「高硬度」という点も実感できました。造形物は触った瞬間にその硬さを感じ、表面の傷つきにくさも優れているように思われます。これは、日常的に触れる機会の多いアイテムや、機能部品としての使用に耐えうる品質と言えます。
高靭性について
「高靭性」という言葉は、最初は少しイメージしにくいかもしれませんが、これは「粘り強さ」や「割れにくさ」と解釈できるでしょう。実際、造形物を曲げようとすると、ある程度の弾力があり、急にパキッと折れるような脆さがありません。これにより、着脱を繰り返すようなパーツや、多少の変形にも耐えうるような用途にも適していると考えられます。この靭性は、耐衝撃性とも相まって、このレジンの実用性を高めている重要な要素だと感じました。
造形中の挙動と後処理
造形中のレジンの粘度は、標準的なエンジニアレジンと同程度で、特に問題なく使用できました。サポート材の剥離も比較的容易で、二次硬化不要ということもあり、後処理は非常にシンプルでした。水洗い後、そのまま乾燥させるだけで、十分な強度と表面の仕上がりになります。これは、造形にかかるトータルの時間を大幅に短縮できるため、量産や迅速なプロトタイピングには最適です。
まとめ
NOVA3Dの2023年最新版エンジニアレジン(ホワイト、1000g)は、その謳い文句に偽りのない、非常に高性能なレジンでした。二次硬化不要という利便性に加え、耐衝撃性、高精度、高硬度、高靭性という、実用的なパーツ作成に不可欠な要素を高次元で両立させています。
特に、造形物の破損を気にすることなく、ある程度の負荷がかかる用途にも使える安心感は、他の一般的なレジンでは得られない魅力です。また、細部まで綺麗に再現される高精度さと、表面の仕上がりの良さも特筆すべき点です。
1000gという大容量も、コストパフォーマンスに優れており、頻繁に3Dプリンターを使用するユーザーにとっては、非常にお勧めの選択肢となるでしょう。造形後の後処理が簡略化されることも、日々の作業効率を大きく向上させてくれます。
全体として、このNOVA3Dのエンジニアレジンは、プロフェッショナルな用途から、趣味で実用的なアイテムを作成したいユーザーまで、幅広い層にお勧めできる、非常に満足度の高い製品だと評価できます。
上の文章は個人的な感想です。下記サイトで正確な情報をお確かめください

