T&B PTFEチューブ 3Dプリンター用 押出機用 内径4mm×外径6mm テフロンチューブ reprap (2M) レビュー
3Dプリンターのカスタムやメンテナンスにおいて、PTFEチューブは消耗品であり、また性能を左右する重要なパーツの一つです。今回、reprap対応の内径4mm×外径6mmのPTFEチューブ（2メートル）を購入し、しばらく使用した感想をレビューします。
購入の経緯と期待
私の3Dプリンターは、Prusa MK3S+をベースに一部改造を施しており、押出機周りのPTFEチューブは定期的な交換が必要です。特にフィラメントの引き込みやエクストルーダー内部でのスムーズな通過を助ける役割を担うため、品質の良いものを使用したいと考えていました。今回、T&BブランドのこのPTFEチューブは、内径4mm×外径6mmという一般的なサイズであり、reprap互換とのことで、期待を込めて購入しました。2メートルという長さも、複数回の交換や、長めのホットエンドまでの配管にも対応できるため、十分な量だと感じました。
開封と第一印象
届いた製品は、しっかりとした梱包で、チューブ自体も綺麗に巻かれていました。開封した際の匂いも特に気にならず、テフロン特有の滑りの良さを指で触って確認することができました。チューブの表面に目立った傷や凹凸もなく、均一な品質であることが伺えます。外径6mmというサイズも、一般的なフィラメントクリーナーやケーブルスリーブとの互換性も問題なさそうです。
取り付けと使用感
早速、プリンターの押出機部分に既存のPTFEチューブと交換して取り付けました。内径4mmなので、1.75mmのフィラメントがスムーズに通過し、ホットエンドへの送りが軽快になった印象です。取り付けの際に、チューブのカット面も綺麗に仕上がっており、フィッティングへの挿入も容易でした。切断面が斜めになっていたり、バリがあったりすると、フィラメントの引っかかりの原因となることがあるため、この点は非常に重要です。
実際にプリントを開始してみると、フィラメントの送りがより一層スムーズになりました。リトラクション時のフィラメントの引き戻しも、以前よりも抵抗なく行われているように感じられ、糸引きの軽減にも繋がっているかもしれません。特にPLAやPETGといった一般的なフィラメントはもちろん、TPUのような軟らかいフィラメントでも、押出機内での詰まりや抵抗が少なく、安定したプリントが期待できます。
耐久性について
まだ長期間使用しているわけではありませんが、PTFEチューブは熱や摩耗によって劣化していくものです。このT&Bのチューブがどれくらいの耐久性を持つかは、今後の使用で明らかになっていくでしょう。しかし、現時点での滑りの良さと、フィラメントの通過のスムーズさを考慮すると、一般的な使用であれば問題なく、むしろ長持ちする可能性も感じています。
品質の均一性
2メートルという長さにわたって、チューブの太さや内径のばらつきがほとんど感じられませんでした。これは、3Dプリンターの押出機周りでは非常に重要な要素です。もしチューブに太い部分や細い部分があると、フィラメントの送りが不安定になり、プリント品質の低下を招きます。T&Bの製品は、その点において高い品質管理がされていると推測できます。
コストパフォーマンス
PTFEチューブは、3Dプリンターの消耗品としては比較的安価ですが、その品質によってプリント結果に大きく影響します。今回購入したT&BのPTFEチューブは、品質の良さに対して価格も手頃だと感じました。2メートルという量も考慮すると、非常にコストパフォーマンスに優れていると言えるでしょう。
まとめ
T&B PTFEチューブ 3Dプリンター用 押出機用 内径4mm×外径6mm テフロンチューブ reprap (2M)は、3Dプリンターの押出機周りのPTFEチューブとして、非常におすすめできる製品です。内径4mm×外径6mmという標準的なサイズ、良好な滑り、均一な品質、そして手頃な価格と、全てにおいて満足のいくものでした。フィラメントの送りがスムーズになることで、プリント品質の向上や、トラブルの軽減に貢献してくれるはずです。3Dプリンターのメンテナンスやアップグレードを考えている方、特にreprap系のプリンターをお使いの方には、ぜひ試してみていただきたい逸品です。
総評として、このPTFEチューブは、3Dプリンターの押出機性能を確実に向上させるポテンシャルを秘めており、リピート購入も検討したいと思えるほど、大変満足度の高い製品でした。
上の文章は個人的な感想です。下記サイトで正確な情報をお確かめください
