MakerBot Sketch 3Dプリンター 導入レビュー
この度、MakerBot 3Dプリンター Sketch(SKETCHKIT)を導入いたしました。100V対応の熱溶解積層方式を採用した小型・卓上型のモデルで、外形寸法は430×430×440mmです。今回は「車上渡し」での納品となりましたので、その際の体験とプリンター自体の使用感について、詳細なレビューをお届けします。
車上渡しでの納品体験
まず、車上渡しという納品形態についてです。これは、指定された場所まで業者が商品を運んできますが、そこから先、設置場所への搬入や開梱、初期設定などは購入者側で行うことを意味します。今回、筆者のオフィスは比較的アクセスが良く、また、プリンターの重量(製品情報によると本体のみで約15kg程度)も一人で何とか運べる範囲内であったため、大きな問題はありませんでした。
開梱と初期状態の確認
箱を開ける前の第一印象としては、予想以上にコンパクトに梱包されていたことです。しかし、梱包材はしっかりとされており、輸送中の破損を防ぐための配慮が感じられました。開梱作業自体は、特に特殊な工具を必要とせず、カッターナイフなどで容易に行うことができました。箱から取り出した本体は、保護フィルムなどが貼られており、新品としての pristine な状態を確認できました。同梱されていた付属品(電源ケーブル、USBケーブル、フィラメントサンプル、クイックスタートガイドなど)も一通り揃っていることを確認しました。
設置場所への移動
車上渡しの場合、ここからが購入者側の腕の見せ所です。幸い、私たちのオフィスでは、プリンターを設置したい場所まで、それほど長距離の移動を必要としませんでした。もし、建物の奥まった場所や、段差の多い場所への搬入が必要な場合は、複数人での作業や、台車などの補助具の準備が必須となるでしょう。MakerBot Sketchは比較的小型とはいえ、電子機器ですので、慎重な取り扱いが求められます。角をぶつけたり、落下させたりしないよう、細心の注意を払って移動させました。
初期設定への移行
設置場所への移動が完了すれば、あとは通常通りの初期設定に進むことができます。車上渡しだからといって、プリンター自体の初期設定に特別な手順があるわけではありません。クイックスタートガイドに従い、電源ケーブルを接続し、本体の電源を入れます。画面の指示に従って、言語設定、Wi-Fi接続、そして最も重要なフィラメントのセットアップを行いました。
MakerBot Sketch 3Dプリンターの使用感
いよいよ、MakerBot Sketchの実際の使用感についてです。このプリンターは、特に教育機関やホームユースでの利用を想定して設計されているとあって、操作性は非常に直感的で分かりやすいです。
インターフェースと操作性
本体のタッチパネルディスプレイは、視認性が高く、操作もスムーズです。アイコンベースのメニューは、3Dプリンター初心者でも迷うことなく目的の機能にアクセスできるでしょう。印刷ジョブの選択、設定の変更、メンテナンス作業など、ほとんどの操作をこのディスプレイ上で行えます。また、Wi-Fi接続に対応しているため、PCから wirelessly にファイルを送信できる点も、作業効率を大きく向上させます。
印刷品質
熱溶解積層方式(FDM)のプリンターとしては、MakerBot Sketchの印刷品質は非常に良好です。特に、同梱されていたPLAフィラメントを使用したテスト印刷では、積層痕も目立たず、滑らかな表面が得られました。細かいディテールも綺麗に再現されており、小物やプロトタイプの作成には十分すぎるほどのクオリティです。サポート材の造形も比較的容易で、複雑な形状のモデルでも問題なく印刷できます。
静音性
意外にも、動作音は比較的静かです。もちろん、ファンの音やステッピングモーターの駆動音はしますが、オフィス環境で稼働させていても、会話を妨げるようなレベルではありません。夜間に稼働させていても、気になるほどの騒音ではないでしょう。
フィラメントの取り扱い
フィラメントのセットアップも、非常に簡単に行えます。本体にフィラメントをセットし、ノズルを予熱してフィラメントを押し出す、という基本的な流れは他のFDMプリンターと変わりませんが、Sketchは自動でフィラメントを押し出す量を調整してくれるなど、初心者向けの機能が充実しています。
まとめ
MakerBot Sketch 3Dプリンターは、そのコンパクトなサイズ、直感的な操作性、そして良好な印刷品質から、初心者から中級者まで幅広いユーザーにおすすめできるモデルです。今回、車上渡しという納品形態でしたが、幸いなことに私たちの環境では特に大きな問題なく、スムーズに設置・稼働させることができました。もし、搬入経路に不安がある場合や、設置・初期設定に不安を感じる場合は、設置サービス付きのプランを検討することも賢明でしょう。しかし、ご自身で作業できる環境と体力があれば、MakerBot Sketchは非常にコストパフォーマンスの高い3Dプリンターと言えます。これからのものづくりが、さらに楽しく、そして便利になることを期待しています。
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