JIMBO NKシリーズ埋込ダブルコンセント JEC-BN-55(PW) レビュー
ども、電気工事士のタナカです。今回は、JIMBO（ジンボ）のNKシリーズ、埋込ダブルコンセント「JEC-BN-55(PW)」について、現場での使用感と、その魅力についてじっくりレビューしていきたいと思います。
デザインと質感：シンプルながらも洗練された佇まい
まず、このコンセントを手に取って最初に感じたのは、そのシンプルかつ洗練されたデザインです。JIMBOのNKシリーズは、一貫してミニマルなデザインが特徴ですが、このJEC-BN-55(PW)も例外ではありません。無駄な装飾を一切排除し、滑らかな曲線とマットな質感のパネルが、どんなインテリアにも自然に溶け込みます。
カラーバリエーションの妙
今回レビューするのは「PW」という、いわゆる「パールホワイト」のような上品な色合いのモデルです。この色は、白壁はもちろん、木目調の壁や、少し濃いめのアクセントクロスにも馴染みやすく、非常に使い勝手が良いと感じました。派手さはありませんが、空間に落ち着きと品格を与えるような、そんな印象です。
素材感へのこだわり
パネルの素材感も特筆すべき点です。プラスチック製でありながら、安っぽさを感じさせない、しっとりとしたマットな質感は、高級感を演出しています。触れた時のひんやりとした感触も心地よく、日常的に触れるものだからこそ、こうした細部へのこだわりは嬉しいポイントです。
設置性と操作性：確かな「モノづくり」の品質
電気工事士として、設置性や操作性は非常に重要な評価ポイントとなります。JEC-BN-55(PW)は、その点においても期待を裏切りませんでした。
配線作業のしやすさ
コンセント内部の端子部分も、非常に丁寧に作られています。電線の被覆を剥いて差し込むだけで、しっかりと固定される構造は、配線作業をスムーズに進めることができます。特に、複数箇所にコンセントを設置するような現場では、この作業効率の良さが、全体の工期にも影響してきます。確実な接触と、抜けにくさを両立させた設計は、さすがJIMBOというべきでしょう。
コンセントの抜き差しの感触
実際にプラグを抜き差しする際の感触も、非常にスムーズで、かつ適度な抵抗感があります。緩すぎず、きつすぎない、この絶妙なバランスは、長年使っていてもプラグが抜けにくい安心感を与えてくれます。また、抜き差しの際の「カチッ」という小気味よい音も、品質の高さを感じさせる要素の一つです。
耐久性と信頼性：長年愛される理由
JIMBOの配線器具は、その耐久性と信頼性においても高い評価を得ています。このNKシリーズも例外ではなく、長期間の使用に耐えうる堅牢な作りが期待できます。
素材の選定と品質管理
使用されているプラスチック素材は、経年劣化しにくい高品質なものと考えられます。日焼けによる変色や、割れといったトラブルも起こりにくいでしょう。また、内部の金具部分も、錆びにくい加工が施されているなど、目に見えない部分への配慮も感じられます。
長寿命への期待
一般家庭での使用はもちろん、店舗やオフィスなど、頻繁にプラグの抜き差しが行われる場所でも、長期間にわたって安定した性能を発揮してくれると期待できます。一度設置すれば、そうそう交換することもないだろうという安心感は、DIYerにとっても、プロにとっても大きなメリットです。
まとめ
JIMBOのNKシリーズ埋込ダブルコンセント「JEC-BN-55(PW)」は、デザイン性、設置性、操作性、そして耐久性といった、コンセントに求められる全ての要素を高次元で満たした製品だと断言できます。シンプルながらも洗練されたデザインは、どんな空間にも馴染み、パールホワイトのカラーは上品な雰囲気を醸し出します。現場での配線作業もスムーズに進み、プラグの抜き差しも快適です。そして何より、JIMBOが培ってきた確かな品質は、長期間にわたる安心感をもたらしてくれます。
「コンセントなんてどれも一緒」と思っている方もいらっしゃるかもしれませんが、このJEC-BN-55(PW)を使ってみると、配線器具選びも、住まいの質を向上させる大切な要素だと実感できるはずです。特に、新築やリフォームでコンセントの交換を検討されている方、デザインにもこだわりたい方には、自信を持っておすすめできる逸品です。
私自身、今後もJIMBOのNKシリーズは、お客様に自信を持って提案していきたいと思える、そんな素晴らしい製品です。
上の文章は個人的な感想です。下記サイトで正確な情報をお確かめください
