Ender-3 Max Neo / Ender-3 S1 Plus 用 カーボランダムガラスプラットフォーム レビュー
3Dプリンターのプリント品質を左右する重要なパーツ、それがプリントプラットフォームです。今回、Ender-3 Max NeoおよびEnder-3 S1 Plusに対応したカーボランダムガラスプラットフォームを導入しましたので、その使用感について詳しくレビューします。
開封と第一印象
届いたパッケージは、プラットフォーム本体がしっかり梱包されており、輸送中の破損の心配はなさそうです。カーボランダムガラスプラットフォームという名称に、どのような素材感なのか少し不安もありましたが、手に取ってみると、想像以上にしっかりとした厚みがあり、表面は均一なザラつきがありました。これが造形物の定着にどう影響するのか、期待が高まります。
取り付けと初期設定
取り付けは非常に簡単でした。既存のプラットフォームを取り外し、新しいカーボランダムガラスプラットフォームをセットするだけです。Ender-3 Max Neo、Ender-3 S1 Plusともに、純正品とほぼ同等のサイズ感で、特に加工などは必要ありませんでした。レベリングも通常通り行いましたが、ガラスの平坦度が非常に高く、スムーズに完了しました。
印刷テスト:PLAフィラメント
まずは、最も一般的なPLAフィラメントでテスト印刷を行いました。これまで使用していたビルドシートでは、造形初期の定着に少し気を使う場面がありましたが、カーボランダムガラスプラットフォームは驚くほど定着が良いです。特に、最初の数層が剥がれてしまうといったトラブルは皆無でした。
印刷中も、造形物がプラットフォームにしっかりと固定されている感覚があり、プリントベッドの揺れや層ずれの発生も抑えられているように感じます。完成した造形物を見てみると、底面の仕上がりが非常に綺麗で、ビルドシートの跡がほとんど残っていませんでした。これは交換用として大きなメリットだと感じます。
印刷テスト:PETGフィラメント
次に、PLAよりも定着が難しく、剥がすのに苦労することもあるPETGフィラメントでテストしました。PETGは高温で印刷することが多く、ビルドシートへの定着が強すぎると、造形物の破損やビルドシートの傷につながることがあります。
しかし、このカーボランダムガラスプラットフォームは、PETGでも適度な定着を保ちつつ、印刷終了後にプラットフォームを少し曲げるだけで、造形物を驚くほど簡単に取り外すことができました。これまでの経験上、PETGでここまでスムーズに剥がせたのは初めてです。メンテナンスの観点からも、ビルドシートを傷つける心配が減ったのは嬉しい限りです。
取り外しの容易さについて
このプラットフォームの最大の特徴と言えるのが、その取り外しの容易さです。「少し曲げるだけで簡単に取り外しが可能」という謳い文句は、偽りではありませんでした。特に、冷えると、反らせることで接着剤の塗布やパテを使わなくても、ほぼ全ての造形物がスルリと外れます。これはプリント作業の効率を格段に向上させます。
耐久性とメンテナンス性
カーボランダムという素材の特性上、傷がつきにくく、耐久性も期待できそうです。定期的な清掃は必要ですが、IPA(イソプロピルアルコール)で拭くだけで綺麗になります。長期間の使用による劣化や摩耗についても、現時点では問題は見られません。
まとめ
Ender-3 Max Neo、Ender-3 S1 Plusユーザーにとって、このカーボランダムガラスプラットフォームは、交換用、メンテナンス用の部品として、非常に価値のある製品だと断言できます。造形物の定着、取り外しの容易さ、底面の仕上がりの美しさ、耐久性、メンテナンス性、全てにおいて高いレベルで満足できました。
特に、PETGやTPUといった定着しやすい素材を頻繁に印刷する方や、造形物の取り出しに手間を感じている方には、強くお勧めしたいパーツです。修理や取り換えを検討されている方は、ぜひ一度試してみてください。その進化に驚くはずです。
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