T&B PTFEチューブ 3Dプリンター用 押出機用 内径2mm×外径4mm テフロンチューブ reprap レビュー
3Dプリンターの押出機において、フィラメントの滑らかな供給は造形品質に直結する重要な要素です。今回、以前から気になっていたT&B製のPTFEチューブを、私の愛機であるreprap(厳密にはPrusa i3 MK3S+のクローン機ですが、共通する部分が多い)に導入してみました。結論から言うと、期待以上のパフォーマンスを発揮してくれたので、その使用感を詳しくレビューしたいと思います。
開封と第一印象
商品が届き、まずはパッケージを開封しました。シンプルなビニール袋にチューブが収められており、過剰な梱包はされていませんでした。チューブ自体は、しなやかでありながらしっかりとしたコシがあり、安価なものにありがちなペラペラ感はありません。内径2mm、外径4mmというサイズは、一般的な1.75mmフィラメントを使用する押出機に最適化されており、取り回しもしやすい印象です。
取り付けと加工
私のreprapは、オリジナルのPrusa i3 MK3S+のホットエンド周りを改造しており、PTFEチューブの長さもそれなりに必要とします。このT&B製のチューブは、加工が非常に容易でした。カッターナイフで簡単に切断でき、断面も綺麗に仕上がります。ホットエンドやエクストルーダー側のコネクタへの挿入もスムーズで、余計な力を加える必要はありませんでした。コネクタ部分からのフィラメントの漏れや引っかかりもなく、取り付けは非常にスムーズに進みました。
実機での使用感
フィラメント送りの変化
最も体感できた変化は、フィラメント送りの滑らかさです。以前使用していたPTFEチューブは、長期間の使用により摩耗していたこともあり、時折フィラメントが引っかかるような感触がありました。しかし、T&B製のチューブに交換してからは、フィラメントが驚くほどスムーズに供給されます。特に、TPUなどの柔軟性のあるフィラメントを使用する際に、その効果を実感できます。以前は、プリント中にフィラメントの供給が不安定になることがありましたが、それがほぼ皆無になりました。
リトラクション性能の向上
フィラメント送りがスムーズになったことで、リトラクション(フィラメントの引き戻し)性能も向上しました。リトラクションが適切に行われないと、ノズルからの糸引き(ストリング)が発生しやすくなります。このチューブを使用することで、フィラメントの引き戻しがより正確かつ迅速になり、結果として糸引きが大幅に減少しました。これは、特に複雑な形状や細かいディテールを持つ造形において、非常に嬉しい効果です。
耐久性への期待
PTFE(テフロン)素材は、その特性として耐熱性、耐薬品性、そして摩擦係数の低さに優れています。3Dプリンターの押出機では、高温になるホットエンド付近で使用されるため、PTFEチューブの耐久性は重要です。このT&B製のチューブは、素材の質が良いのか、あるいは製造精度が高いのか、現時点では新品なので耐久性については長期的な評価が必要ですが、十分な耐久性が期待できると感じています。今後、長期間使用した際の摩耗具合なども注視していきたいですが、現時点での感触は非常に良好です。
コストパフォーマンス
3Dプリンターの消耗品は、意外とランニングコストがかさむものです。PTFEチューブも、定期的な交換が必要になる場合がある消耗品の一つと言えます。今回購入したT&B製のPTFEチューブは、価格も手頃でありながら、その性能は価格以上のものであると感じています。送料も無料であったため、コストパフォーマンスは非常に高いと言えるでしょう。
まとめ
T&B PTFEチューブ(内径2mm×外径4mm)は、私のreprap(Prusa i3 MK3S+クローン機)において、フィラメント送りの滑らかさ、リトラクション性能の向上、そして糸引きの低減といった、目に見える効果をもたらしてくれました。取り付けやすさ、加工のしやすさ、そして手頃な価格も相まって、3Dプリンターユーザーにとって非常に魅力的な製品だと断言できます。特に、フィラメント送りに問題を抱えている方や、より高品質な造形を目指したい方には、強くお勧めしたい逸品です。
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