eSUN Silk PLA (銀) 3Dプリンターフィラメント レビュー
eSUN Silk PLA の銀色フィラメントは、3Dプリントの世界に新たな可能性をもたらす魅力的な素材です。特に、その「シルク」という名にふさわしい滑らかな質感と、金属のような光沢は、従来のPLAフィラメントとは一線を画します。今回、この銀色フィラメントを実際に使用し、その性能と仕上がりについて詳細なレビューをお届けします。
第一印象と開封
届いたスプールは、1KGの正味量とあり、ずっしりとした重みを感じさせました。パッケージングはしっかりしており、フィラメントが湿気から保護されていることが伺えます。スプール自体も1.75mm径のフィラメントを綺麗に巻き取っており、寸法精度+/- 0.05mmという触れ込みに期待が高まります。銀色のカラーは、写真で見た以上に深みのあるメタリックで、高級感があります。
プリント設定とテスト
テストプリントには、手持ちのCreality Ender 3を使用しました。一般的なPLAフィラメントと同様に、ノズル温度は200〜220℃、ベッド温度は50〜60℃の範囲で調整しました。このフィラメントは、特にベッドへの定着性に優れており、一度調整すれば剥がれる心配はほとんどありませんでした。
| 設定項目 | 推奨値 | 実測値 |
|---|---|---|
| ノズル温度 (℃) | 200-220 | 210 |
| ベッド温度 (℃) | 50-60 | 55 |
| プリント速度 (mm/s) | 40-60 | 50 |
| リトラクション (mm) | 4-6 | 5 |
テストプリントでは、PLA材料としての基本的な特性を保ちつつ、シルクPLA特有の滑らかさが顕著に現れました。レイヤーラインは非常に目立ちにくく、まるで射出成形されたかのような、あるいは金属加工されたかのような仕上がりになります。特に、細部のディテールも綺麗に再現され、複雑な形状のモデルでもその質感は損なわれませんでした。
金属の質感の再現性
このフィラメントの最大の魅力は、その金属の質感の再現性です。銀色は、鈍く光る、そして上品な輝きを放ちます。単なる光沢のあるプラスチックではなく、まるで磨かれた金属のような高級感があります。これは、従来のPLAフィラメントでは決して得られない、この製品ならではの大きな強みと言えるでしょう。
寸法精度とフィラメントの品質
寸法精度+/- 0.05mmという仕様は、伊達ではありませんでした。ラウンド形状や正確な嵌合が求められるパーツのプリントにおいても、期待通りの結果が得られました。フィラメントの直径のばらつきはほとんど感じられず、ノズルの詰まりやプリントの失敗に繋がるような問題は一切発生しませんでした。これは、安定したプリント品質を保証する上で非常に重要な要素です。
造形材料としてのPLA
PLA材料であるため、プリントのしやすさは非常に高いです。耐熱性は一般的なPLAと同等ですが、屋内での使用や装飾品、プロトタイプなどには十分な強度と美しさを持っています。また、PLA特有の静電気の発生しにくさや環境への配慮も、引き続き魅力と言えるでしょう。
まとめ
eSUN Silk PLA 3Dプリンターフィラメントの銀色は、見た目の美しさとプリントのしやすさを両立させた、非常に優れたフィラメントです。特に、金属のような質感と滑らかな仕上がりは、オブジェクトに高級感を与えたい場合に最適です。寸法精度も高く、安定したプリント品質が期待できます。
こんな方におすすめ
- 3Dプリントした造形物に高級感を持たせたい方
- 金属のような質感を再現したい方
- レイヤーラインが目立ちにくい滑らかな仕上がりを求める方
- 安定した品質でプリントできるフィラメントを探している方
- 装飾品やディスプレイモデルなどを製作したい方
注意点
PLA材料であるため、高い耐熱性や屋外での使用には限界があります。また、シルクPLA特有の質感を活かすためには、適切なプリント設定と後処理(表面のクリーニングなど)が重要になる場合もあります。
総じて、eSUN Silk PLAの銀色は、3Dプリントの表現力を格段に向上させるポテンシャルを秘めた、自信を持っておすすめできるフィラメントです。
上の文章は個人的な感想です。下記サイトで正確な情報をお確かめください

