チノモデル 1/24 ドイツ M31 飯盒セット CM-202 (ミリタリー) 3Dプリンター製キット レビュー
開封と第一印象
今回レビューするのは、チノモデルからリリースされた1/24スケールのドイツM31飯盒セット、CM-202です。3Dプリンター製キットということもあり、その仕上がりに期待と少しばかりの不安を抱きつつ、開封しました。
箱を開けてまず目に飛び込んできたのは、非常に精巧に造形された飯盒本体とその付属品たちです。1/24スケールという小スケールながら、飯盒の表面の質感がリアルに再現されており、金属の質感や使い込まれた雰囲気を想像させます。
キットは、飯盒本体、蓋、そして取っ手部分、さらに水筒やパン袋といったアクセサリー類も含まれていました。これらのパーツは、3Dプリンター特有の積層痕がほとんど目立たず、表面処理を施せばさらにリアルな仕上がりになりそうです。
説明書は簡潔ながらも、パーツの配置や組み立てのポイントが分かりやすく図示されていました。3Dプリンター製キットの経験がない方でも、比較的安心して取り組めるように配慮されていると感じました。
パーツのクオリティとディテール
CM-202の最大の特徴は、やはりそのディテールにあります。1/24スケールという極小サイズでありながら、飯盒の蓋の蝶番部分や、本体の縁のわずかな歪み、取っ手の取り付け部分の形状まで、細部にわたって忠実に再現されています。
特に驚かされたのは、飯盒の表面に施された梨地肌のようなテクスチャーです。これは、実物の飯盒が持つ金属の質感を模倣したもので、塗装によってさらに強調されることで、圧倒的なリアリティを生み出すことでしょう。
付属する水筒やパン袋も、それぞれの素材感が伝わってくるような造形です。水筒の金属的な質感、パン袋の布地の柔らかさなど、小物一つ一つにも作り手のこだわりが感じられます。
3Dプリンター製キットの宿命とも言えるサポート材の跡ですが、CM-202ではそれも最小限に抑えられています。ニッパーやデザインナイフで慎重に除去すれば、ほとんど問題にならないレベルです。
組み立ての難易度と注意点
CM-202の組み立ては、決して難しくはありません。パーツ数がそこまで多くないことに加え、3Dプリンター特有のシャープなエッジのおかげで、接着剤の食いつきも良好です。
しかし、1/24スケールということを考えると、細かいパーツの取り扱いには注意が必要です。特に取っ手部分などは非常に小さいため、ピンセットなどを活用し、失くさないように慎重に作業を進める必要があります。
また、3Dプリンター製キット全般に言えることですが、パーツの合いが悪かったり、バリが目立つ場合は、ヤスリなどで丁寧に修正する必要があります。CM-202に関しては、その精度は高いため、最低限の修正で済むでしょう。
塗装は、このキットの魅力を最大限に引き出すための重要な工程です。飯盒の金属感を出すために、シルバー系の塗料をベースに、ウェザリングで使い込んだ質感を表現すると、さらに見栄えがするはずです。
完成後の満足度と活用方法
CM-202を組み立て、塗装を終えた時の満足感は格別でした。1/24スケールのフィギュアや車両と組み合わせることで、情景に圧倒的なリアリティとストーリー性を加えることができます。
例えば、ドイツ兵のフィギュアの腰にぶら下げたり、装備品として配置したりするだけで、その存在感は際立ちます。また、ジオラマの片隅にさりげなく置くことで、生活感あふれるシーンを演出することも可能です。
3Dプリンター製キットならではの、小スケールでありながらも妥協のないディテールは、コレクションアイテムとしても非常に魅力的です。ドイツ軍の装備品に興味がある方にとっては、たまらない逸品と言えるでしょう。
この飯盒セットは、単なるアクセサリーとしてだけでなく、当時の兵士たちの日常を想像させる「語り部」としての役割も果たしてくれます。
まとめ
チノモデルの1/24 ドイツM31 飯盒セット CM-202は、3Dプリンター製キットの可能性を存分に感じさせてくれる、非常にクオリティの高い製品です。小スケールながらも、驚くほど精巧なディテールとリアルな質感が、完成時の満足度を大きく高めてくれます。
組み立ては比較的容易ですが、細かいパーツの取り扱いには注意が必要です。塗装によって、そのポテンシャルはさらに引き出されるため、ウェザリングなどを楽しみたい方にもおすすめです。
1/24スケールのフィギュアや車両と組み合わせて、情景にリアリティと深みを加えたいモデラー、ドイツ軍の装備品にこだわりたいモデラーにとっては、間違いなく購入して損はない逸品と言えるでしょう。
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