チノモデル 1/24 WW2 ドイツ ベルトバックル 陸軍 3Dプリンター製キット CM-196A (ミリタリー) レビュー
開封と第一印象
今回レビューするのは、チノモデルからリリースされた1/24スケール WW2 ドイツ陸軍ベルトバックルの3Dプリンター製キット、CM-196Aです。ミリタリーモデラーにとって、こうした細部のアクセサリーキットは作品のリアリティを格段に向上させる重要な要素であり、期待を込めて開封しました。
パッケージは簡潔ながらも、キットの内容が分かりやすく表示されています。中には、3Dプリンター特有の積層痕やサポート材が見られるものの、全体的にシャープで繊細な造形が印象的です。1/24スケールという小スケールながら、ベルトバックルの細部までしっかりと再現されている点に、まず感心しました。特に、ドイツ陸軍の象徴である鷲のエンブレムや、エッジの丸みなどが丁寧にモールドされており、塗装によってその立体感がさらに引き出されることが期待できます。
キットの内容とディテール
キットには、ベルトバックル本体に加えて、ベルト部分も一体で、あるいは別パーツとして含まれている場合があります。CM-196Aの場合、ベルトバックル単体での構成となっており、これはモデラーが手持ちのベルトパーツや、自作するベルトに自由に組み込めるという点で、汎用性が高いと言えます。
3Dプリンター製キットの最大の魅力は、その精細なディテールにあります。CM-196Aも例外ではなく、本物のベルトバックルに刻印されているような細かな文字や模様、そして経年劣化による摩耗や傷の表現などが、非常にシャープに再現されています。このレベルのディテールは、従来のレジンキットやプラキットでは、かなりの技術と労力を要する部分であり、3Dプリンターならではの利便性を実感させられます。
しかし、3Dプリンター製キット特有の注意点もいくつかあります。それは、積層痕の存在です。特に拡大して見ると、積層痕が目につく場合があります。ただし、これは後述する表面処理や塗装によって、ほとんど目立たなくすることが可能です。また、サポート材の除去も丁寧に行う必要があります。
組み立てと表面処理
このキットは、ベルトバックル本体のみの提供であるため、組み立てというよりは、塗装と取り付けが中心となります。まず、サポート材を慎重にニッパーやデザインナイフで除去します。この作業は、パーツを破損させないよう、細心の注意が必要です。
次に、表面処理です。積層痕が気になる場合は、目の細かいヤスリやサーフェイサーを用いて、表面を滑らかにしていきます。数回の重ね塗りと研磨を繰り返すことで、積層痕は驚くほど目立たなくなります。この工程を丁寧に行うことが、最終的な仕上がりを大きく左右します。
塗装について
塗装は、このキットの魅力を最大限に引き出すための最も重要なプロセスです。CM-196Aは、第二次世界大戦時のドイツ陸軍のベルトバックルを再現しているため、当然ながらその塗装は重要なポイントとなります。
基本的には、下地にシルバーやクロームメタリックを吹き付け、その上からダークイエローやダークグリーンなどの基本色を重ねていきます。ベルトバックルの素材感を出すためには、金属用塗料の活用が効果的です。さらに、ウォッシングやドライブラシを用いて、エッジの立体感や金属の擦れ、汚れなどを表現することで、よりリアルな質感を演出できます。
特に、鷲のエンブレム部分は、黒やシルバーで塗り分けることで、その存在感を際立たせることができます。経年劣化の表現として、チッピングや錆びの表現も効果的でしょう。
使用感と応用例
CM-196Aは、1/24スケールのフィギュアや車両モデルに組み込むことで、そのリアリティを飛躍的に向上させることができます。例えば、ドイツ兵フィギュアの腰元に装着すれば、単なる塗装済みフィギュアが、驚くほど存在感のある作品へと昇華します。
また、1/24スケールの車両モデルの荷物や装備品の一部として取り付けたり、ジオラマの小道具として配置したりすることも可能です。その汎用性の高さから、様々なミリタリーモデルのディテールアップに活用できるでしょう。
まとめ
チノモデル 1/24 WW2 ドイツ ベルトバックル 陸軍 3Dプリンター製キット CM-196Aは、1/24スケールミリタリーモデラーにとって、非常に価値のあるアクセサリーキットと言えます。3Dプリンターならではのシャープで繊細なディテールは、作品のクオリティを格段に引き上げてくれます。
表面処理や塗装には多少の技術と根気が必要ですが、それらを乗り越えた時の達成感と、作品への貢献度は計り知れません。特に、細部にまでこだわりたいモデラーや、フィギュアのリアリティを追求したい方には、強くお勧めしたい逸品です。
このキットを効果的に活用することで、あなたの1/24スケールミリタリーモデルは、より一層深みと説得力のある作品になることでしょう。
上の文章は個人的な感想です。下記サイトで正確な情報をお確かめください

