PATIKIL 丸型スペーサーワッシャー レビュー
今回、3Dプリンター関連のパーツを探していたところ、PATIKILの丸型スペーサーワッシャーに目が留まりました。特にM6ねじブロック用という点が、私の用途に合致していたからです。 nylon製で、6.2mmの内径、11mmの外径、そして4mmの長さに惹かれ、テレビ壁掛けやコンセント周りなど、様々な箇所での活用を期待して購入しました。ベージュという色合いも、目立たず控えめな印象で好感が持てました。
開封と第一印象
届いたパッケージは、必要最低限の梱包で、無駄がなく好感が持てました。中には12個のスペーサーワッシャーがしっかりと袋に入っています。手に取ってみると、ナイロン特有のサラサラとした感触と、軽量さがすぐに感じられます。4mmという厚みもちょうど良く、かさばらずに、しかし確かなスペーシングを実現できそうな印象です。バリなどもなく、成形精度も高いと感じました。
3Dプリンターでの活用
まず、私の主な目的であった3Dプリンターでの活用です。M6ねじブロックを固定する際に、わずかなクリアランスを確保したい場面というのは、意外と多く存在します。特に、熱によってパーツが膨張・収縮する可能性のある箇所や、組み立て時の微調整が必要な部分では、このスペーサーワッシャーが重宝します。
今回は、エンクロージャーの組み立てに使用しました。M6のボルトとTナットの間に挟むことで、ねじブロックがフレームに直接触れることなく、スムーズに固定できました。これにより、ねじの締め付けすぎによる破損のリスクを軽減し、また、振動による異音の発生も抑えられることを期待しています。4mmの厚みが、ちょうど良い塩梅で、期待通りのクリアランスを確保できました。
テレビ壁掛けへの応用
次に、テレビ壁掛けへの応用についても考えてみました。壁掛け金具の取り付けにおいて、壁と金具の間に若干の隙間を設けたい場合があります。これは、配線のスペースを確保したり、通気性を向上させたりするためです。
このPATIKILのスペーサーワッシャーは、その用途にも最適だと感じました。M6サイズのボルトで固定するタイプの壁掛け金具であれば、ワッシャーとして挟み込むだけで、簡単に4mmのスペーシングを設けることができます。ナイロン製なので、金属製のワッシャーのように壁材を傷つける心配も少ないでしょう。ベージュの色合いも、白やグレーといった壁の色に馴染みやすく、目立ちにくい点もメリットです。
コンセント周りでの活用
さらに、コンセント周りでの活用も想定されます。例えば、スイッチプレートの交換時や、増設コンセントの取り付け時など、壁との間にわずかな隙間が必要な場合があります。
そのような場面で、このスペーサーワッシャーを挟むことで、見た目にも美しく、かつ機能的な取り付けが可能になります。配線スペースの確保はもちろん、湿気などによる影響を軽減する効果も期待できます。DIYでコンセント周りをリフォームする際には、こうした小さなパーツが、仕上がりの質を大きく左右するものです。
耐久性と実用性
ナイロン製ということで、ある程度の耐久性や耐熱性は期待できます。日常的な使用においては、十分な強度を持っていると考えられます。また、軽量であることも、様々な箇所での使用においてメリットとなります。
12個という数量も、一度に大量に必要となる場面は少ないかもしれませんが、いくつかの用途で使い分けるには十分な数です。もし、さらに多くの数が必要になった場合でも、比較的手頃な価格で購入できるPATIKIL製品であれば、追加購入も容易でしょう。
まとめ
PATIKILの丸型スペーサーワッシャーは、3DプリンターでのM6ねじブロックの固定、テレビ壁掛け、コンセント周りの取り付けなど、幅広い用途で活躍する非常に汎用性の高い製品だと感じました。 nylon製であること、適切なサイズ、そして手頃な価格帯といった点から、DIY愛好家や3Dプリンターユーザーにとって、持っておいて損はないアイテムと言えるでしょう。
特に、細かなクリアランスの確保や、部材同士の直接的な接触を避けたい場面では、このスペーサーワッシャーが、期待以上の効果を発揮してくれるはずです。ベージュという色合いも、様々な設置環境に馴染みやすく、デザイン性を損なわない点も評価できます。
今回は、あくまでいくつかの想定される用途でのレビューとなりましたが、実際にはさらに多くの場面で活用できる可能性を秘めていると思います。価格、品質、汎用性、どれをとっても満足のいく製品であり、自信を持っておすすめできます。
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