3DHoJor 基本的な PLAフィラメント 1.75mm、ePLA 3Dプリンティングフィラメント、寸法精度 +/- 0.02mm、ほとんどの3Dプリンターに対応、1kg/スプール*2、ホワイト

３Dプリンタ・材料等

2025.11.05

3DHoJor 基本的な PLAフィラメント 1.75mm、ePLA 3Dプリンティングフィラメント、寸法精度 +/- 0.02mm、ほとんどの3Dプリンターに対応、1kg/スプール*2、ホワイトの感想レビュー

3DHoJor 基本的な PLAフィラメント 1.75mm、ePLA 3Dプリンティングフィラメント、寸法精度 +/- 0.02mm、ほとんどの3Dプリンターに対応、1kg/スプール*2、ホワイトの感想レビュー

3DHoJor から提供された、基本的な PLAフィラメント (1.75mm) と ePLA 3Dプリンティングフィラメント (1kg/スプール*2、ホワイト) を実際に使用した感想を、詳細にレビューさせていただきます。まず、この製品が提供する寸法精度 +/- 0.02mm という高精度と、ほとんどの3Dプリンターに対応する汎用性が、購入の決め手となりました。

開封と第一印象

製品は、しっかりと梱包された箱に収められていました。2つのスプールが、それぞれ個別のビニール袋に真空パックされており、湿気から守られていることが伺えます。スプール自体は標準的なサイズで、多くの 3Dプリンターのリールホルダーに問題なくセットできるでしょう。取り出したフィラメントは、均一な太さで、表面には一切の凹凸や気泡は見られません。ホワイトの色合いも、想像していた通りの純粋で鮮やかな白色でした。触ってみると、滑らかで、手に取った瞬間に品質の高さを感じさせます。

プリンターへのセットアップと初期設定

早速、手持ちの 3Dプリンターにセットアップしました。フィラメントの取り回しは非常にスムーズで、リールホルダーからエクストルーダーへの送り込みも抵抗なく行えます。特に、寸法精度 +/- 0.02mm という仕様が、この時点でも期待感を高めてくれました。

初期設定では、推奨されるノズル温度とベッド温度を参考に、いくつかのテストプリントを行いました。一般的に、PLAフィラメントは比較的低温で印刷できるため、取り扱いやすい部類に入ります。

印刷品質とディテール

実際の印刷性能は、期待を大きく超えるものでした。まず、PLAフィラメントで印刷したモデルは、表面が非常に滑らかで、レイヤーラインも目立ちにくい仕上がりとなりました。特に、細かいディテールを持つモデルを印刷した際に、その真価が発揮されます。キャラクターの顔の表情や、複雑な構造を持つ部品など、微細な部分までシャープに再現されており、寸法精度 +/- 0.02mm の恩恵を実感しました。

ePLA 3Dプリンティングフィラメントは、さらにその精度を一段階高めた印象です。より一層、滑らかな表面と、より少ないレイヤーラインを実現でき、まるで射出成形されたような仕上がりを期待できるレベルです。また、ホワイトの色合いは、後処理（塗装など）を行う際にも非常に扱いやすいベースカラーとなります。

印刷中の挙動と接着性

印刷中のフィラメントの挙動も安定していました。エクストルーダーからの吐出は一貫しており、糸引き（ストリング）も最小限に抑えられました。これは、フィラメントの品質管理が徹底されている証拠でしょう。ビルドプレートへの定着性も良好で、印刷中にモデルが剥がれたり、反ったりする問題は一切発生しませんでした。

また、ベッドの温度を適切に設定すれば、印刷後のビルドプレートからの剥離も容易でした。これは、作業効率を向上させる上で重要なポイントです。

強度の評価

PLAフィラメントは、一般的にある程度の脆さがあるというイメージを持たれがちですが、この 3DHoJor のフィラメントは、その点においても十分な強度を備えていると感じました。印刷した部品を実際に触ってみると、しっかりとした剛性があり、通常のPLAフィラメントよりも折れにくい印象を受けました。これは、ePLA という名称が示唆するように、単なるPLA以上の特性を持っているのかもしれません。