Polymaker 軽量PLAフィラメント 1.75mm LW-PLA グレー 800g レビュー
製品概要と第一印象
今回レビューするのは、Polymakerから発売されている軽量PLAフィラメント、LW-PLAのグレー色(800g、厚紙スプール)です。このフィラメントは、その名の通り低密度設計が特徴で、従来のPLAフィラメントと比較して大幅な軽量化を実現しています。パッケージはシンプルで、フィラメントは厚紙スプールに巻かれており、環境への配慮も感じられます。
開封時の第一印象は、非常に「軽やか」ということです。手に取ってみると、これまでのPLAフィラメントとは明らかに異なる軽さを実感できます。色合いは落ち着いたグレーで、マットな質感です。リールも厚紙製で、プラスチック製リールに比べてゴミの削減に貢献しており、好感が持てます。
印刷設定とテスト印刷
印刷設定は、Polymakerの推奨値に従い、ノズル温度200℃、ベッド温度60℃に設定しました。PLAフィラメントとしては標準的な設定ですが、LW-PLAの特性を最大限に引き出すために、印刷速度はやや遅めに設定しました(50mm/s)。
まずは、標準的なPLAフィラメントでよく使用されるテストモデル(XYZキューブ、ベンチマークモデルなど)を印刷しました。印刷開始直後から、フィラメントの吐出は非常にスムーズで、糸引きもほとんど見られません。レイヤー間の接着も良好で、積層痕も綺麗に仕上がっています。
特筆すべきは、その軽量性です。印刷されたモデルは、手に持ってみると驚くほど軽いです。これは、ドローンや模型、装飾品など、軽量性が求められる用途においては非常に大きなメリットとなるでしょう。
強度と耐久性について
軽量PLAという特性上、従来のPLAフィラメントと比較して機械的強度が劣るのではないかという懸念がありました。しかし、実際に印刷されたモデルを触ってみると、予想以上にしっかりとした強度があります。もちろん、構造材として使用するほどの高強度ではありませんが、一般的なホビー用途や装飾品としては十分な強度を備えています。
厚紙スプールについても、印刷中の安定性には全く問題ありませんでした。リールが変形したり、フィラメントが絡まったりするようなトラブルも一切発生せず、安心して印刷を続けることができました。
表面の質感と後加工
LW-PLAは、表面の質感が非常に滑らかで、マットな仕上がりになります。これは、塗装や研磨などの後加工を施す際に、下地処理が容易になるという利点があります。また、積層痕が目立ちにくいのも特徴で、より高品質な造形物を作成するのに役立ちます。
今回のテストでは、特に後加工は行いませんでしたが、表面の美しさから、塗装を施すことでさらに魅力的な作品になることが予想されます。グレー色は、様々な色との相性も良く、デザインの幅が広がります。
総評
Polymaker 軽量PLAフィラメント LW-PLA グレーは、その革新的な低密度設計により、3Dプリンターユーザーに新たな可能性をもたらすフィラメントと言えます。従来のPLAフィラメントの使いやすさを維持しつつ、驚異的な軽量化を実現している点は高く評価できます。
印刷設定も容易で、ほとんどの3Dプリンターで問題なく使用できるでしょう。糸引きが少なく、積層痕も綺麗に仕上がるため、初心者から上級者まで幅広くおすすめできます。厚紙スプールも環境に優しく、実用性にも優れています。
軽量性が求められるドローンパーツ、模型、コスプレ小道具、装飾品などの製作には、このLW-PLAフィラメントが非常に適しています。従来のPLAフィラメントに飽きた方、新しい素材に挑戦したい方にも、ぜひ一度試していただきたい逸品です。
まとめ
Polymaker LW-PLA グレーは、軽さ、印刷のしやすさ、そして美しい仕上がりを兼ね備えた、非常に優れたフィラメントです。軽量化のニーズがあるプロジェクトにはもちろん、日常的な造形にも活用できる汎用性の高さも魅力です。800gという容量も、十分な量で満足感があります。
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